和室との境目を一気に大解放すれば室内が１つの空間に。昔の間取りでは出来なかったこのワイド感が魅力です。天井まで開放できる仕切り扉は木製のオーダー建具で統一し、和の落ち着いた雰囲気を演出します。日本の歴史をさらりと漂わせ、快適空間を大胆に創りだす発想は、品があって飾りすぎないエムゼックリフォームの鎌倉テイストなのです。

琉球畳は、縁がなく大きさも通常の半分のサイズで正方形をしています。普通の畳に比べて畳の目が細かいのが特徴です。本来は沖縄で生産されたカヤツリグサ科に属する多年生草本・七島イグサでつくられ、耐久性や火気にも強いため、農家の作業場や柔道畳として用いられて来ましたが最近では普通の畳表を使った縁なしの正方形の畳も琉球畳と呼ばれることがあります。縦目と横目で交互に敷き詰めると光沢の加減で市松に見えるのもオシャレです。い草の香りにはいやし効果があり、お部屋の中にいて森林浴をしている効果もあるといわれています。そして、いぐさには空気の浄化作用や湿度の調整作用もあります。。